ようやく涼しくなってきましたね。今日は秋の味覚、栗の健康効果についてお知らせする投稿です。
忙しい方は目次と赤文字だけご覧ください。
現代の栄養学からみた栗
カリウム
体内のナトリウム排出を促し、血圧の調節に関与します。ただし、栗を食べるだけで高血圧を予防・治療できるわけではありません。また、腎機能が低下している方は医師や管理栄養士の指示に従ってください。
不溶性食物繊維
栗の可食部分100g(8~12個ぶん)に不溶性食物繊維がなんと4.4~6.6gも含まれています。
炭水化物
栗の可食部分100g(8~12個ぶん)には炭水化物が36.9g含まれています。血糖値を気にされている方は食べすぎ注意です。
ビタミンC
抗酸化作用を持ち、コラーゲンの合成や免疫機能にも必要な栄養素です。また、鉄分の吸収を高める働きがあるので貧血気味の方にお勧めです
ポリフェノール類
渋皮(実の周りにある薄い皮)の部分には、タンニン・エラグ酸・カテキンなどのポリフェノールが含まれています。実にはほとんど含まれていません。
貧血の方は渋皮は食べず、実だけ召し上がるのがお勧め
病院から鉄剤を処方されていたり、もともと貧血気味の方は栗の食べ方に注意が必要です。
ビタミンCは鉄分の吸収を高める働きがあるので貧血気味の方にお勧めです。しかし渋皮に含まれるタンニンというポリフェノールは鉄分と結合して、鉄の吸収を妨げます。なので貧血気味の方は渋皮を召し上がるのはお勧めできません。実だけ召し上がってください。
薬膳から見た栗
体を温める、温性[おんせい]の性質
薬膳では食材を5つのグループに分けています。体を冷やす食材から温める食材までの5段階で、栗は2番目に体を温めるグループに属する食材です。
特に向いているタイプ
- 肝気鬱結[かんきうっけつ]…緊張型頭痛や消化器症状があり、ストレスが強い方
- 気血両虚…PMS(月経前症候群)があり、めまい・頭痛・軟便もある。
- 陽虚…冷え症で寒がり、目の下にクマができやすい。
あまり向いていないタイプ
- 肝陽亢盛…高血圧で、めまい・のぼせ・不眠が現れやすい。
- 痰湿…温和な性格で、太りやすく下痢しやすい。
効能
- 養胃健脾[よういけんぴ]=胃腸などを丈夫にする
- 補腎強筋[ほじんきょうきん]=腎に栄養をつけて、筋肉や関節を丈夫にする
- 活血止血[かっけつしけつ]=血行を良くし、うっ血性出血を止める
千葉の栗
千葉県の公式発表によると
千葉県では年間270トンほどのくりが生産されており、全国で12位の生産量です。(令和6年)
だそうです。食に恵まれた千葉県、本当に素晴らしいですね!

