「もしかして私って片頭痛?」と疑問をお持ちの皆さんにお勧めの記事です
ズキズキ頭が痛くて辛い皆さんこんにちは。
本日は老若男女、特に10代・20代に多い片頭痛についての情報です。月経前症候群(PMS)による片頭痛の方がいろはには多くご来院されていらっしゃり、本当に辛そうです。何もできなくなりますよね、お話を聞くたびに悲しくなります。髙橋も以前は片頭痛で大変でした(現在は全くないです)。
片頭痛の特徴
- 痛い場所=右か左のどちらかが多いですが、左右共に痛いケースもたまにあります。
- 痛みの種類=ズキズキと拍動している様な痛みで、締め付けられる痛みとは異なります。
- 痛みの継続時間=一度始まると4~72時間続きます。
- 痛みが起きやすい時間帯=朝が比較的多いですが、あくまで比較的、の話です。
- 痛みが強くなる行為=歩く、階段昇降など軽い運動で片頭痛が悪化します。
- 片頭痛とセットで現れる他の症状=吐き気または嘔吐(あるいは両方)があったり、光または音に過敏(あるいは両方)になります。暗い部屋で静かに過ごしたくなります。
- 病院で診察を受けたものの、片頭痛が起きる原因となる疾患が何も見つからない。
片頭痛の前兆と予兆の違い
- 前兆=頭痛の起こる直前または発作中に出現する症状です。いろいろな種類の前兆が、次から次へと現れることもあります。持続時間は20〜60分のことが多いですが、もっと長引くケースもたまにあります。
- 予兆=発作前に起こる体調の変化で、前兆よりも早い段階で現れます。発作の数時間前〜2日前に出現します。
片頭痛の前兆
以下のいずれかが前兆として現れることがあります。
- 閃耀暗点(せんきあんてん)=偏頭痛の前兆で一番多いのが閃耀暗点です。これは、視界に雷のような光のギザギザが現れてそれがだんだん広がり、且つその範囲が暗くなって見えづらくなる症状です。10分〜2日間続き、その後に片頭痛が起こります。
- 感覚症状=頭痛が起きる場所や体の左右どちらかにチクチクした感覚が起きたり、感覚が鈍い感じが生じたりします。
- 稀に言語症状=呂律が回らない、失語症(相手の話を理解できない・自分が言おうとしても言葉が出てこない・言いたい言葉を間違える等)という前兆が起きる可能性があります。これは脳血管疾患の症状に重なるので即刻病院で診断を受けてください。
- 左半身または右半身どちらかが力が入らなくなります。
- ぐるぐる回るタイプのめまい(回転性めまい)
- 耳鳴り・難聴・音がこもって聞こえる等の耳の症状
- 複視(ふくし)=物が二重に見える
- 意識が朦朧とする
- ふらふらする
- 片目だけ見えなくなったり暗くなったりチカチカする
前兆がない片頭痛もありますし、前兆だけ起きて片頭痛が起きないこともあります。
片頭痛の予兆
- 疲労感
- 集中できない
- 首こり
- 光または音に敏感
- 吐き気
- 目がかすむ
- あくびが止まらない
- 顔色が悪い
等が複数組み合わさって予兆として現れます。
いろはではこうする
予兆が現れた段階で鍼灸を受ける
予兆が現れてからご連絡いただいてもご希望日時にご予約が取れるとは限りません。ご予約前にTwitterで予約空き状況をご確認お願いいたします。
ご自身で片頭痛が起きるタイミングを把握して、それに合わせて総合鍼灸50〜60分または90分、レディース鍼灸のいずれかをご予約されるのがお勧めです。「Twitterを見たら今日空いてる!予約できる!」という場合はラッキーですね!
また、片頭痛の予兆としての顔色の悪さ(顔面蒼白)がある場合は、美容鍼は後日受けられるのがお勧めです。
片頭痛の予兆が現れるタイミングとは?
- 台風が近づいている
- 気温がグッと下がる予報が出ている
- 忙しくて残業する予定がある
- もうすぐ試験
- もうすぐ生理が始まる
- もうすぐ排卵期
- 更年期
- 天気予報を見ると天候の変化が起きると1週間予報で確認した
- 嫌々やらなければならない事が近づいている
などのタイミングでいろはにご来院されるのが理想です。
予兆も前兆もない段階で鍼灸を受ける
下記はあくまで一例です。ご来院ペースは鍼灸スタッフ髙橋と相談して決めましょう。
- 生理の周期に合わせて週1回または隔週1回
- 台風シーズンに週1回
- 仕事・勉強が忙しい時期は症状がなくとも週1、忙しくない時は月1〜2回
片頭痛が起きている最中は条件付きで鍼灸は受けられます
緊張性頭痛の時とは異なった場所に鍼灸(総合鍼灸またはレディース鍼灸のいずれか)を行わせていただきます。片頭痛があるときに首肩を一気に緩めると、片頭痛が悪化する恐れがあるので施術前のカウンセリングでは必ずその都度現時点で片頭痛があるかをお知らせくださいませ。
手足の冷えを解消することで片頭痛が改善されるタイプの方がいろはには多く、冷え性改善の施術をすることが多いです。
片頭痛が今まさに起っているタイミングでしたら、アイ鍼灸または電気美容鍼はお控えくださいませ。無理に受けると片頭痛が長引きます。ですが、「元々片頭痛持ちだけど現時点では起きていないなあ」というタイミングでしたらアイ鍼灸も電気美容鍼も施術可能です。
BGMは消せます
音に過敏になっている時は無音が安心ですね。いろはは癒し系BGMを流していますが、片頭痛の時は何を聴いても癒しになりませんので消音にします。
また、いろはは髙橋も大沢も、施術中に耳の近くで延々話したりはしないのでご安心くださいませ。片頭痛がないタイミングでお話をご希望の場合はお話歓迎です。
仰向けと横向きではお目元にタオルをかけて眩しさ予防
片頭痛がなくともリラックスしていただくためにお目元にタオルをかけております。
また、いろはの照明は電球色という温かみのある電球にしており、オフィス仕様の青白い感じの昼光色電灯とは異なります。
まずは鍼灸より先に病院で診断を受けましょう
ここまで読まれて「もしかして私は片頭痛かも」と思われた方は、いろはより先にクリニックで診察を受けましょう。お勧めは頭痛外来または神経内科での診察です。そこで診察を受けたら眼科・耳鼻咽喉科・歯科その他の医院を紹介される、という可能性もあります。
病院で「検査では異常が見つからなかったけどお薬とりあえず出しておきますね!」と言われた場合は鍼灸がお勧めです。
どこの病院に行けばいいか分からない場合は当院がご紹介いたします。