ドライアイ2/3〜予防のためのセルフケア

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前回に引き続き、ドライアイについての投稿です。本日はドライアイにならないためのセルフケアについてを語ります。

「そんなことも目に関係あるの!?」という内容もございます。年齢・性別不問でお勧めの内容です。忙しい方は見出しと太字だけお読みください。

まばたきを増やす

特にパソコン作業、スマホでSNS、ゲームをやっているとまばたきの回数が減りがちのため、ドライアイになってしまいます。意識してまばたきをしましょう。

お部屋の加湿

目を守る働きをする涙は、風や湿度など周囲の環境に大きく影響を受けます。エアコンをかける場合は、風向きと乾燥に注意しましょう。

特に冬の暖房は目も肌も乾燥しやすいですよね。しかも現在のようにコロナ禍で一日の多くの時間を室内で過ごしている私たちですから、目のためにも冬に加湿器は必須です。

旅行や出張の時もご注意

航空機の客室内では、取り入れている外気の湿度が極めて低いため目も乾燥します。コロナが終息した後の話ですが、渡航で航空機に長時間乗る時も注意が必要です。目を温めると血流が上がり、涙の分泌が良くなると言われています。機内では蒸気でホットアイマスクをご用意くださいませ。

また、国内外ともにホテルの部屋は空気が乾燥していることが多く、これも目が乾く一因です。加湿器をホテルから借りるか、お風呂にぬるめのお湯を張っておいたり(蒸気モクモクだと報知器が鳴ると可能性があるのでご注意ください)、濡れタオルを干したりしてみてください。

荷物になりますが、USB電源の加湿器を持っていくのもお勧めですベッドサイドテーブルに置きましょう。

ストレス対策

涙の分泌は副交感神経に支配されており、ストレスの影響で交感神経が優位に働いているときは涙が減少すると言われています。

自律神経のうち交換神経が働くのは、

  • 活動している時
  • 不安・恐怖・怒りなどストレスを感じている時

副交感神経が働くのは

  • 睡眠中
  • リラックスして落ち着いている時

です。

ご自身でストレス解消の方法を見つけたり、リラックスする場所や時間を決めることをお勧めいたします。

コンタクトレンズは眼科と相談

コンタクトレンズは水をはじくため、目が乾燥することがあります。また、コンタクトレンズ装着のせいいでまばたきが不完全になったため涙の量が少なくなったり、レンズの汚れ・傷が涙の膜を不安定にする事があります。

涙の膜が不安定な状態だと、角膜や結膜の一部が乾燥してドライアイになる事があります。ハードタイプやソフトタイプのどちらでもドライアイが進行する可能性があります。ソフトコンタクトレンズの中には、涙を吸収して蒸発させてしまう素材もあります。

コンタクトレンズの装用で普段から目の充血や痛みがある時は、眼科に相談されてご自身の目に合ったコンタクトレンズを処方してもらいましょう

目の汚れは落とす

目とまぶたを清潔に保つとドライアイの予防になります。目の周りにつきやすい汚れは

  1. 皮脂
  2. フケ
  3. 花粉
  4. ほこり
  5. アイメイク
  6. 日焼け止め

などです。

帰宅されたら手を洗ってから目を洗う、という順番をお勧めいたします。ですが目の洗い方には注意点がたくさんございます。これは日を改めてブログ投稿いたします。

夜ふかししない

夜になると涙の分泌はおやすみモードに入るのでドライアイになります。なぜかというと、神経やホルモンの調節など生理機能は昼間に活動するように作られており、目もその影響を受けているからです。

目の乾燥を防ぐために常に分泌されている涙は、夜には少なくなります。そのため目は乾燥気味となり、人工の光の下で物をみるために目が疲れやすくなります。

なんだかとっても普通な話ですが、夜は寝ましょう。夜勤の方の場合は、日勤の方とは異なる工夫が必要です。

運動不足解消

運動不足によって血流が悪くなり、目に必要な酸素や栄養素が行き渡らなくなって、ドライアイを引き起こしてしまいます。運動は筋肉・脳・心肺機能だけではなく、目にも良い影響を及ぼします。

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