メンタル中医学5/6〜恐れ

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感情が心身にどんな変化をもたらすか、東洋医学(中医学)で見てみましょうという内容のシリーズ5回目です。

メンタル中医学シリーズの他の回は以下の通りです。

メンタル中医学1/6〜喜び

メンタル中医学2/6〜怒り

メンタル中医学3/6〜心配・不安

メンタル中医学4/6〜悲しみ

メンタル中医学6/6〜驚き

今回は恐れの感情で起こりうる心身の変化についてお知らせいたします。

恐れで起きる症状

まずはこんな症状が現れます

皆さんのご想像通り以下の症状が現れます。

  1. 全身の震え
  2. 顔面蒼白
  3. 冷や汗

激しい恐怖感に襲われると次のいずれかの症状が現れます

  1. 手足に力が入らない
  2. 失禁
  3. 吐き気
  4. 男性ならED
  5. 女性ならおりもの

恐怖が長期化すると次のいずれかの症状が現れます

  1. 耳鳴り
  2. 頭痛
  3. 目がかすむ
  4. 舌が乾く
  5. 女性だと流産
  6. 全身の関節のだるさ又は激しい痛み

いろはならこうする

総合鍼灸

東洋医学でいうところの腎(じん)の気(き)を補う鍼灸を行います。場所は腰と脚です。鍼だけでは改善が見込めないので、ほぼお灸を使用することになります。

こんな状況ですと恐怖で体調不良になる方が増えます

私髙橋の個人の経験ですと、9.11アメリカ同時多発テロ事件、3.11東日本大震災の時に恐怖で上記のような症状がでてくる方がたくさんいらっしゃいました。

9.11の時は日本へ一時帰国された在米日本人の方複数を施術させていただくことになり、トラウマの恐ろしさを知ることとなりました。

3.11の時は被災者の方から沢山のお話を伺いました。サバイバーの皆さんのお話が重く、それ以来生きることのありがたみを噛み締めお仕事させていただいております。

おまけに20代の時、ロンドン同時爆破テロでロンドン勤務予定がなくなってしまった経験もあります。もしあの時テロがなかったら、今どんな人生を送っていたのかなあ、と平和な西千葉で思いを馳せます。

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