毎年秋冬に流行するインフルエンザ。
インフルエンザ予防と当院での対応等、必要な情報をまとめました。
ワクチン接種前日〜副反応ありの期間は当院施術を避けられるのがお勧めです
当院の方針として、ワクチン接種前日〜副反応ありの期間は施術を避けられる事をお勧めしております。理由は以下の通りです。
- 接種前日・当日に当院施術を受けられると、何らかの症状が現れた時に鍼灸の反応によるものなのかワクチンの副反応なのか紛らわしくなります。
- 副反応がある期間に当院施術を受けられるのは、副反応への鍼灸など施術の影響について科学的な論証がないため大きな懸念がございます。
インフルエンザにかかった後のご来院タイミング
もしインフルエンザにかかった場合、発症日を0日目として5日間経過し、なおかつ熱が下がり2日間経ってからでしたら当院のご利用が可能です。
他のご来院者様と同様、マスクをつけてのご来院をお願いいたします。
インフルエンザが重症化しやすいタイプ
軽症で完治する方も多いのですが、中には肺炎や脳症などを併発して重症化してしまう患者さんもいらっしゃいます。
重症化しやすいのは以下に当てはまる方です。
- 高齢者
- 幼児
- 妊娠中の女性
- 持病がある(喘息、慢性呼吸器疾患、慢性心疾患、腎臓病、糖尿病などの代謝性疾患など)
- ステロイドを内服している
インフルエンザの予防方法
重症化する可能性が高い方はもちろん、そうでない方もインフルエンザは予防することが大切です。
インフルエンザの感染予防には予防接種をはじめ、
- 不織布マスクの着用
- 手洗い(ハンドソープで10秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎ、を2回繰り返すとウイルス残存率は0.0001%まで低下します)
- 手指のアルコール消毒(消毒液を手指に満遍なくすりこんでから、乾燥するのに15秒以上かかる量を使用)
- 換気(30分おきに5分程度)
- 室内の湿度管理(50〜60%を維持)
が効果的です。