不安で不眠〜心腎不交[しんじんふこう]

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病院で自律神経失調症またはうつ病と診断されることが多い、中医学で言うところの心腎不交[しんじんふこう]についての情報です。

心腎不交[しんじんふこう]による不眠、その他の症状

睡眠の特徴

  1. 色々考えて眠れない・寝付けない※この症状が心腎不交[しんじんふこう]の1番の特徴です
  2. 睡眠導入剤がないと眠れない→⚠️睡眠導入剤は医師の診察を受けないと手に入りません。処方箋なしでドラッグストアで買えるものは睡眠改善薬と言い、睡眠導入剤とは異なります。

睡眠以外の症状

以下の症状の中から複数が当てはまります。全てに当てはまるとは限りません。

  1. 胸のあたりがモヤモヤして不快で落ち着かない
  2. 胸騒ぎがする
  3. 動悸がする
  4. 手の平と足の裏が熱っぽい感じがする
  5. 忘れっぽくなった
  6. めまい
  7. 耳鳴り
  8. 喉が乾きやすい
  9. 口が乾きやすい
  10. 腰がだるくて痛い
  11. 膝がだるくて痛い
  12. 女性はおりものが増える

心腎不交[しんじんふこう]になる原因

  1. 長患いしている又はしていた
  2. 休日がないに等しい
  3. 残業が続いている
  4. ワンオペ育児または介護で自分の時間がない
  5. 過労

いろはならこうする〜総合鍼灸50~60分または90分

不安感を改善し、睡眠の質をあげる事をメインに鍼灸をおこなっていきます。睡眠・メンタル以外の症状の有無についてもお聞きし、個別にどのツボを使うか決定していきます。

うつ伏せで首・背中・腰に鍼を打ちます。肩こりがある場合は肩・ふくらはぎにも鍼を打っていきます。お灸を載せる位置は個人差がありますが、腰にお灸を乗せる事が多いです。

仰向けで頭・手首・足首に鍼を打ちます。お灸をどの部分に乗せるかは個人差があります。

腰痛が慢性化している場合は総合鍼灸90分がお勧めです。当院へ通われるペースは週1から隔週1回がお勧めです。

いろは予約日時決定のコツ

心療内科のご予約日といろはご予約日が同じですと、移動で心身が疲れます。別のお日にちに分けるのが良いのではないでしょうか?

そして「朝起きれない」という方が心腎不交[しんじんふこう]の方には多いので、午前のご予約ではなく午後のご予約をお勧めいたします。

生理中でも施術可能です。むしろ生理前後の体調不良がある時にこそ鍼灸がお勧めです。

セルフケア

  1. 疲れているか・忙しいかは別にして、強制的に何もしない時間を作る
  2. 病後の体力低下から復活しつつある場合はお食事のバランスに注目する
  3. 生活ペースの見直し
  4. 忙しい場合は他に誰か頼める人を探す
  5. マインドフルネス
  6. 息が上がるハードな運動は避ける
  7. 極端な夜ふかしを避ける※朝型に無理にする必要はございません
  8. 昼寝20分
  9. 朝食前の散歩15~30分※ウォーキングほど早歩きではないスピードで
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