中医学で耳鳴りシリーズ全5回の初回は、かぜ・花粉症によるものをご紹介いたします。
今回は、かぜや花粉症によって耳鳴りが起きる、
風熱侵襲(ふうねつしんしゅう)
をご案内いたします
風熱侵襲(ふうねつしんしゅう)による耳鳴り以外の症状
耳鳴り以外に、以下の症状の中から複数が現れます。
- かぜ症状
- 花粉症
- 耳の中が腫れぼったい感じがする
- 耳が詰まった感じがする
- 聴力が低下
- 頭痛
- 悪寒
- 発熱
- 口の乾燥
いろはならこうする〜総合鍼灸または総合はり50~60分
かぜ症状を早く取る、花粉症の症状をなるべく抑える、という鍼灸の方法で施術をご提供いたします。
呼吸器系のツボ、のどに関連するツボ、こもった熱を取るツボを使用します。うつぶせで首・肩・背中・脚、仰向けで耳周り・首・肩。手首・脚へ鍼を使用します。
お灸が必要かどうかはお身体の状態を見てみないとわかりません。ご予約時にお灸の有無を決める必要はございません。
施術後は暖かい水分を多めに摂られる事を強くお勧めいたします。できれば施術後はお昼寝か早寝をし、おでかけされないのがお勧めです。スケジュールの調整をよろしくお願いいたします。
初期のかぜの場合、施術の後に熱が出て1日で治り、その後は急に元気になる、という風になるよう施術する事がございます(比較的若い方の場合)。施術翌日はご自宅でのんびりがお勧めです。
発熱がある時のご来院は念の為お避けください。以下のセルフケアを実践され、熱がひいてからご予約のご連絡を宜しくお願いいたします。
セルフケア
- 首と名のつくところを温める〜首・手首・足首
- ご自宅室内でも靴下を履く※就寝時はNG
- ノンカフェイン・ノンアルコールの暖かい飲み物を飲む
- 早寝