頻発月経、5回シリーズの最終回です。
今回は「頻発月経で、しかも赤ら顔と乾燥肌があります」という、虚熱(きょねつ)による月経先期(げっけいせんき)についてです。
東洋医学でいうところの月経先期(げっけいせんき)は、現代医学で言うところの頻発月経にあたります。
同シリーズのブログ投稿予定は以下の通りです。
では、虚熱(きょねつ)による月経先期(げっけいせんき)についてご説明いたします。
こんな症状があります
頻発月経以外に次のような症状が現れます。
以下のような症状のうち、複数が現れます。
- 手のひら、足の裏に熱感がある※特に多い
- 頬骨周辺の赤みが強い
- 胸がなんとなく苦しい※特に多い
- 舌の赤みが強い
- 唇の赤みが強い
- ドライアイ
- 寝汗
- 乾燥肌
- 便秘ぎみ
- 尿が少ない
- 乾燥による鼻血
- 口が乾く
- 喉がイガイガする
- イライラする
頻発以外の生理の特徴
- 経血量が多いか少いかで極端
- 経血がペースト状に近い
- 経血の色は紅色
いろはならこうする〜レディース鍼灸を月1、2回
生理期間でも施術可能です。最近の月経周期をお知らせくださいませ。また、ピルを飲み始めた場合もお知らせくださいませ。
生理とは無関係に、長患いされていた方にも多い虚熱(きょねつ)です。過去のご病気の療養についてもお話くださいませ。
お灸をやるかどうかは状態を見てからの判断となりますが、お灸はやらずに針が多め、またはお灸を多めに針は少なめ、のどちらかになる可能性が高いです。料金は変わりません。
月経以外の状態によって使うツボが大幅に異なりますが、基本的にうつ伏せで腰背部、仰向け下腹部に施術することが多いです。
虚熱(きょねつ)の方が気をつけること
虚熱(きょねつ)に至った理由が人それぞれでバリエーションに富んでいるため、共通のお勧め事項がございません。
以下のものは「強いて言えば」くらいのレベルの注意事項です。これさえ気をつければ大丈夫!というものではございません。ご了承くださいませ。
- 寝不足
- 過労
- 加齢
- 糖尿病