顔面麻痺(後半)

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顔面麻痺の投稿、今回は後編です。

前編はこちら

いろはだったらこうする…総合鍼灸50~60分または90分

仰向けでマスク着用のまま、お顔と頭に鍼を打っていきます。そして鍼に電気を流して筋肉を5~10分間動かしていきます。それプラス、うつ伏せ&仰向けでお一人お一人に合わせたオーダーメイド鍼灸をご提供いたします。

例えば

  • 不眠があるか?ないか?
  • ベル麻痺なのか?
  • ハント症候群なのか?
  • 精神的ストレスによる筋肉のこわばりは?
  • 過去に頭部の怪我をしたことは?
  • 体力はあるか?ないか?
  • 発症してからどのくらいの時間が経過しているか?

によって、どこに鍼を打って、どこにお灸を据えるかは異なります。

通院の頻度は週1回、動かしやすくなってきたら2週間に1回のペースでご来院されるのがお勧めです。

美容鍼のメニューは、顔面麻痺の症状が治るまでお休みされるようお願いいたします。

鍼灸で後遺症は治る?

下記のいずれかに当てはまる場合、後遺症を軽減することはできてもゼロにするのは残念ながら難しいです。

  • 後遺症があると病院で診断された場合
  • 重症の顔面麻痺と病院で診断された場合
  • 発症してから「病院での」治療をせずに3日以上経っている場合※整骨院・整体院・鍼灸院は病院ではございません!

 

「完全にゼロにはならなくて良いので軽減したい」というご希望でしたら、施術を承ることが可能です。

鍼灸を受けた後、当日の過ごし方

硬いものを食べないようにお気をつけください。お顔に電気鍼を使用した当日にお顔の筋肉を力強く使ってしまうと。お顔がだるくなる恐れがあるからです。

施術後に、その他注意点を紙に書いてお渡しいたします。ご帰宅後、ご家族皆様もお読みになられるのがお勧めです。

鍼灸より先に耳鼻科

以下の流れがお薦めです。

 

発症した当日・翌日・翌々日のどこかで耳鼻科で診察をお受けください。処方された薬は処方された通りにご利用ください。詳細は薬剤師さんに相談をお願いいたします。

耳鼻科初診の翌日以降に鍼灸を受けられるのがお勧めです。

薬を飲みきったら耳鼻科再診をお願いいたします。

鍼灸を受けられる際に耳鼻科での診断結果を、いろは髙橋にお伝えください。

毎日のセルフケア

  • ストレス解消…休日は仕事のことを考えない、公園を散歩するなどしてリフレッシュはいかがでしょうか
  • 寝不足にならないようにする…忙しい時期が続いたり、落ち着いた時期に顔面麻痺を発症する方が多いです。慢性の寝不足は万病の元です!
  • お顔の保温…蒸しタオルをお顔に乗せて仰向けでのんびり過ごすと簡単です
  • お顔のストレッチ…下のYouTube動画をご参照くださいませ。

家庭でできるリハビリ体操

急性期・回復期・生活期の3つの期間に分けてリハビリの方法を学べる動画です。

顔面神経麻痺のリハビリテーション
具体的な顔面神経麻痺のリハビリテーションに関して大阪医科大学の萩森伸一教授に解説してもらいました。顔面神経麻痺のリハビリテーションで最も重要なのは、後遺症を防ぐことです。リハビリテーションは、発症早期の急性期、少しずつ治ってくる回復期、数ヶ...
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