病気でなかったら健康、というわけでは無い事は皆さんお気づきかと思いますが、
では「具体的に健康とはどんな状態なのか?」について、中医学(東洋医学)でご説明いたします。
偏りの無い体質=平和質[へいわしつ]
現在の中国では体質分類を9つに分けており、そのうちの1つが
平和質[へいわしつ]
です。これが理想的な健康的な体質です。。
平和質[へいわしつ]の特徴
- 痩せてもなく太ってもいない
- 皮膚に潤いがある
- 髪の毛が多く艶がある
- 目が元気そう
- 鼻の色が明るい
- 匂いがわかる
- 唇が赤く艶がある
- 疲れにくい
- 暑さ・寒さに強い
- よく眠れている
- 食欲がある
- お通じが良い
- 頻尿だったりもせずお手洗いに問題がない
- 人付き合いが良い
- 気持ちにゆとりがある
- 気持ちが明るい
- 病気にあまりかからない※ゼロでなくて良い
- 環境適応力がある
人付き合いが足りないと健康を損なう
上記18項目を見て「それって健康に関係あるの?」というものもありますね。
特に人付き合いが足りないと心身の健康を損なう事は、日本国内でも多くの医療関係者がよく学会・論文・症例発表・書籍などで述べられています。
人と会っておしゃべりするのはもちろん、待ち合わせ場所に出かけるのが運動になることも平和質[へいわしつ]への道ですね。
現代の人間関係の傾向
最近では性別不問で仕事が忙しすぎてプライベートの人間関係が無く、休日は寝て家事をして終わり、という生活をされている方が多いです。
そして働いているお母さんが現代では多数なので、忙しすぎてママ友ゼロというワーキングマザーが増えているように感じます(学生時代の友達とは連絡を取り合っている方が多めの傾向あり)。
お子さんが私立小・中に通われているお母さんはご近所付き合いがかなり減りがちです(男子校の場合ママ友付き合いが多めの傾向あり)。
また、結婚はしてもしなくても良いですし、入籍もしてもしなくても自由ですし、パートナーの性別だって決める必要はありません。
そして、友達が同世代・同性でなければいけない理由もありません。友達の作り方としては、頑張って作ろうと思わなくても、気がついたら仲良くなっていた、というケースのほうが世の中多いと思います、私もそうです。
提案:「知り合い以上友達未満」のゆるい繋がりをたくさん持つ
そこでご提案したいのが、ご家族・パートナー・ご友人以外に、「知り合い以上友達未満」のゆるい繋がりをたくさん持つことです。
あっさりした付き合いの人が複数いる状態というのは精神に良いのでは?とお仕事をさせていただいて常日頃思います。なぜなら、
- 近い関係の人には言えなくても、遠い関係の人になら話せることもあるから
- 違う立場の人から違う視点での意見をもらえるから
- 悩みすぎて視野狭窄になるのを予防できるから
です。