まん延防止等重点措置が明けて、飲食店が活気を取り戻しつつあるこの頃!こんな時期に増えそうな
胃の周辺が苦しくて、なおかつ不眠
という症状が現れる胃鬱熱[いうつねつ]についてのお話です。
中医学では不眠の分類がとても多い事もあり、今回は不眠シリーズとしてタイトルに連番を書くのはやめておきました。
胃鬱熱[いうつねつ]で現れる症状
以下の症状の中から複数症状が現れます
- 不眠※とても多い
- 胃のあたりが苦しくて落ち着かない※とても多い
- 胃のあたりが熱っぽいけれど触っても熱感はない
- 胃のあたりがつかえる
- 胃のあたりは軽く痛いような気がする
- 口が苦い
- 口が乾く
- 胃酸が口の中に上がってくる
- 便秘
- 食べた後に嘔吐
いろはならこうする〜総合はり
胃に関わるツボと、不眠に関わるツボに鍼を使用してきます。
基本お灸は使用しませんが、胃鬱熱[いうつねつ]とは無関係の症状がある場合はお灸を追加する可能性がございます。その場合は総合鍼灸50〜60へ変更いたします。ご予約の際に総合鍼灸50〜60にされるか、総合はり50〜60にされるかを決める必要はございません。
施術はうつ伏せで首・背中・脚、仰向けで頭・お腹・脚に鍼を使用していきます。鍼を打ったら10〜15分ほど置いておきます。鍼に電気は流しません。手でほぐしていく時間はあまりございません。
胃鬱熱[いうつねつ]の時は、長時間のマッサージ等はお勧めいたしません。途中で気持ち悪くなる可能性が高いからです。
胃鬱熱[いうつねつ]の症状が続く時は胃腸科での診察がお勧めです
胃鬱熱[いうつねつ]は一時的なもので、食生活に気をつけてくだされば定期的に当院に通う必要はございません。
ですが胃鬱熱[いうつねつ]の症状が長く続いている場合は胃腸科での診察をお勧めいたします。診察を受けた結果、逆流性食道炎と診断される可能性がございます。
この場合は診察結果をいろは鍼灸スタッフ髙橋にお伝えください、逆流性食道炎に対しての鍼灸へと変更いたします。
場合によっては、「胃腸科へ行ったら、循環器科への紹介状を渡された」という可能性もございます。その場合もスタッフ髙橋へお知らせくださいませ。
セルフケアは食生活の改善
施術後も油っぽいもの、こってりしたものを召し上がるのはお控えくださいませ。食生活を改善しないままですと、胃鬱熱[いうつねつ]の症状が復活してしまいます。
当院の不眠についてのブログを検索する方法
もしいろはのブログで不眠についての投稿をお読みになれらたい場合は
画面右下のサイドバーをタップ→検索窓に「不眠」と入力→検索をタップ
をされると、不眠に関連する投稿一覧が表示されます。ぜひご活用くださいませ。