暖房器具の使い方

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電気代節約のためにエアコンを遠慮がちに使用されている方へ向けての記事です

千葉なのに本日は大雪警報が発令されてびっくり!髙橋です。

今回は「健康のために暖房はしっかり使っていただきたい」という切実なお願いブログです。ご自宅での朝晩の暖房器具の使用方法と、電気代節約のリスクについて書いてみます。

朝の暖房

起床時間にはすでに寝室もリビングもエアコンが効いて暖かい!という状態にする

冬場にいろはご利用者の皆様からお話を伺って驚く事が多いのが「朝起きてからエアコンをつける」というエピソードです。寒い部屋で起き上がったり冷え切った筋肉を動かしたら、ふくらはぎがつったり(こむら返り)ぎっくり腰・首が急に痛くなる、というリスクが高まります。

トイレには人感センサー付きセラミックファンヒーターと暖かい便座

セラミックファンヒーターは工事も石油も不要です。コンセントが使える環境ならすぐ使えます。いろはのお手洗いにも置いています。人感センサー付きでも1万円しません。ホームセンター、家電量販店、そしてもちろんネットでも買えます。

温水洗浄便座も朝トイレタイムの時にはすでに暖かい状態にしましょう。機器自体にタイマーが付いてなくても、タイマー付きの電源タップを使って起床時刻の10分前にはスイッチがついているようにするのがお勧めです。

毎晩必ず起きてトイレに行かれる方は、一晩中ウォッシュレットの電源をつけておくと「うわっ冷たい」とびっくりする事がなくなります。

脱衣スペースと洗面所にもセラミックファンヒーター

朝シャワー、または洗顔の時も暖かい空間で身支度しましょう。寒いところで立っているとみるみる足が冷えたりつったりします。しかも寒いと朝のスキンケアも雑になりがちです(私だけでしょうか)。

夕方から夜の暖房

帰宅した時にはすでにエアコンタイマーで暖か

保育園のお迎えや仕事から帰ってきたらすでにお部屋が暖かい、これが理想です。ご家族で一番先に帰られる方の帰宅時間に合わせてエアコンが事前に効いている状態にするのがお勧めです。

最近はスマホで操作できるエアコンが普及しており、その場合タイマーよりスマホ活用の方がお勧めです。帰宅時刻がいつも同じとは限らないからです。

お風呂の時も脱衣スペースはもちろん暖かい状態

夜の寒い時間帯にお洋服や下着を脱ぐ、しかも朝シャワーより滞在時間も長いでしょうからやはりセラミックファンヒーターでガンガンに温めましょう。

ただしドライヤーと同時に使用するとブレーカーが落ちるかもしれません。髙橋はドライヤー使用時のみセラミックファンヒーターを消しています。

トイレは人感センサーセラミックファンヒーター、というのは朝と同様です。

寝るときは電気敷き毛布を使いましょう※ただし起きているうちに消す

さて寝るか、のタイミングで電気敷き毛布をつけるのではなく、おやすみ前の30分以上前にはすでにスイッチオンされているのがお勧めです。お布団に入った時にはホッカホカという状態です。掛け布団はめくらず、あらかじめ電気敷き毛布で保温されている状態が理想です。

そしてあなたがお布団に入ったらスイッチを切りましょう。一晩中電気敷き毛布がつけっぱなしだと、喉が渇いたり熟睡の妨げになります。ただしこれは関東以南の話ですね。

電気敷き毛布は熱い!でも寒いのは嫌!という時はアルミ毛布を敷きましょう

防災グッズ扱いですが普段使いにお勧めです。掛けるより敷く方が暖かいです。下からの冷気を抑えてくれます。敷きパッド、シーツの下に敷きます。

寒さを我慢するとヒートショックのリスクが高まります

寒くなると私たちの体は体温を逃がさないように血管が収縮するので、血圧が上がりやすくなります。元々血圧が比較的高めの方は寒さを感じたり冷たい水などに触れた時などに血圧がさらに高くなり、結果として心筋梗塞や脳卒中を引き起こす恐れがあります。このように、気温変化のせいで血圧が上下し心臓や血管のご病気になってしまうことをヒートショックと呼びます。

次のような状況ではヒートショックが起きやすく注意が必要です。

  1. 暖かいところから寒いところへ移動した時
  2. トイレや脱衣所など寒い場所へ移動したとき
  3. 熱いお風呂に入った時
  4. 夜間トイレに起きた時
  5. 早朝に起きてしまった時

電気代の節約は節約ではありません

ヒートショックを起こさないようにするためには「電気代が高くなったらどうしよう」「贅沢なんじゃないかな」という考えをやめるのがお勧めです。ご自身に優しくする事が健康への第一歩です。髙橋の考える一番の節約は、防げる病気にかからない、防げる怪我をしない事です。

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