除雪の方法【積雪10cm未満バージョン】

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今週寒波が近づいてくるということで、もしもに備えて除雪の方法をお知らせいたします。

今回の投稿は積雪10cm未満を想定しております。

それ以上の積雪はまた別のノウハウになりますので除外いたします、ご了承くださいませ。

雪は道の端に山積みにせず、車道に散らばせると雪解けが早いです

車道に散らばせる理由

なるべく早い時間帯に雪を車道に散らばせると、当日中に雪が溶けます。よって翌日の路面凍結も防げます。雪が降ると、道路から先に乾いていく事に皆様もお気づきかと思います。

反対に千葉市内でよく見るのは「道の端に雪を山積みにしておく」という光景です。このデメリットは以下の2つです。

  1. 道の端は日照時間が短く、雪が解けるのに時間がかかる。
  2. 歩行者の行手を阻んでおり、交通事故のリスクが高まる。

雪を高く積み上げているのをテレビやネットニュースでご覧になられる事が多いと思いますが、あれは積雪1〜3mの場合の話で別のノウハウとインフラが必要になります。豪雪地帯特有の交通インフラがあり、雪があまり降らない地域にお住まいの方々には参考にならないと思います。

場所選びのポイント

一方通行の道、線路高架下の道には雪を散らばせないのがお勧めです。なぜならこれらの道は日当たりが悪く、なかなか雪が溶けず翌日の路面凍結の原因になるからです。西千葉でいうと、JR高架沿いの道などです。

マンションがある通りですと、場所によって日当たりの程度に差があります。なるべく日の当たる時間が長いエリアに雪を散らばせておくのがお勧めです。

車の運転をされる方からの視点

車を運転される方からしたら「道に雪があって運転が怖い!」となりそうです。しかし千葉で最高気温が氷点下になることは考えにくいため、雪によるスリップ事故のリスクは低いです。

雪が跳ねて歩行者に降りかかる事態は、運転スピードを落とせば防げる、というのが雪国の思考です。ですが、これを受け入れるかどうかは個人差があります。慣れもあるので難しいところです。

なるべく早い時間帯に除雪作業した方が良い理由

早くに除雪作業すると雪が日に当たる時間が長くなり、溶けやすくなります。

反対に、午後になってから除雪作業した場合、雪が溶けないうちに日が暮れる恐れがございます。これは夜間から翌日の路面凍結の原因になります。

排水溝の上に雪の山を作ると危険な理由

これは首都圏でよく見る光景として「排水溝の上に雪を積んでいる」がありますが、これは大変危険です。理由は以下の2つです。

  1. 排水溝は道の端にあり、大抵日当たりが悪く雪がなかなか解けないから
  2. 雨が降ると雪が邪魔して排水できず、局所的な水害が発生するから

発見したら直ちに雪を退けて排水溝を露出させてください。

除雪スコップは2000円にお釣りがくる値段で買えます

西友西千葉店2階、またはホームセンターで除雪スコップが買えますので店頭にてご確認ください。柄を外し、分解して収納できるタイプですと場所を取らないのでお勧めです。

また、除雪スコップは火山灰の掃除にも使えます。もし富士山が噴火して千葉にも火山灰が降ってきた場合、除雪スコップが使えますね。恐ろしいですが、備えるに越したことはありません。

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