総合鍼灸/総合はり

この記事は約4分で読めます。
鍼(はり)とお灸(きゅう)中心の施術で、全身の状態を改善していくコースです。使用する鍼は、太さも長さも様々です。あなたに合った鍼を選んで施術していきます。お灸が必要ないとスタッフが判断した場合は総合鍼灸ではなく総合はりの施術となります。中医学と西洋医学における解剖学をベースにした施術となります。
鍼に微弱な電流を流す鍼通電低周波治療を行う場合がございますが、これは心臓ペースメーカーを使用されている方には使用できません。

こんな症状がある方にお勧め

冷え性

原因不明の耳鳴り

軽度の花粉症

慢性胃炎または類似症状

顔面麻痺

/背中の痛み/梨状筋症候群/頸椎ヘルニア/腰椎ヘルニア/筋緊張性頭痛/頚肩腕症候群/腱鞘炎/テニス肘/野球肩/冷え症(冷え性)/坐骨神経痛/脊椎すべり症/腰椎分離症/疲労/慢性胃炎/機能性ディスペプシア/逆流性食道炎/便秘/浮腫(むくみ)/四十肩(五十肩)/ギックリ腰(急性腰痛)/寝違え/変形性膝関節症/全身の倦怠感/腱鞘炎/突発性難聴/耳の閉塞感/精神的ストレス過多/不眠/等

ブログ>総合鍼灸にて随時情報を追加してまいります。

施術の流れ

総合鍼灸50〜60分の場合、

カウンセリング→うつ伏せまたは横向きで鍼灸→仰向けまたは横向きで鍼灸→置き鍼またはマグレインを貼る→セルフケアについてのお知らせ→終了

※どこかのタイミングで揉み解す時間がございますが、施術時間全体の中では合計10〜15分程度です。

数ある総合鍼灸のうちどれにすれば良いか

施術分数で迷っている場合

ほぐすお時間または鍼灸の時間を伸ばされたい場合は総合鍼灸90分または120分でご予約されることをお勧めいたします。「50〜60分、90分、120分のどれかで迷っているので行ってから決めたい」というご要望にはお答えできません。前後の他の方のご予約時刻に影響が出るためです。ご了承くださいませ。施術分数だけは予約時点でお決めになられるようお願いいたします。初回は総合鍼灸50〜60分をお勧めいたします。

お灸のあり・なしで迷っている場合

総合鍼灸5060分・総合はり5060のどちらにされるかは、ご予約時に決められる必要はございません。ご来院されてからカウンセリングで決定できます。ご予約の際は「総合鍼灸で予約」とスタッフにお伝えくださいませ。

トリガーポイント鍼

鍼の方法はトリガーポイントと低周波鍼通電法(微弱な電流を流す電極を針に装着する)を行っていくことが総合鍼灸では可能です。この場合、中医学での考えでは施術を行いません。

必要がない、または体質的に向いていないと施術者が判断した場合、トリガーポイント鍼は行いませんのでご安心くださいませ。

トリガーポイントとは?

「痛みの引き金となるところ=トリガーポイント」です。
英語の「トリガー」は、日本語で言うところの「引き金」です。

詳しくご説明します。
痛みがある部分または動きに制限がある部分に、その痛みの原因があるとは限りません。原因は少し離れた部分に存在することがあります。その原因部分がトリガーポイントと呼ばれます。

例えば

  • 痛いのはこめかみでも、その痛みの原因であるトリガーポイントは肩にある。
  • お尻が痛い、そして腰を押したらお尻の痛みが強く現れた!→この場合、腰にトリガーポイントがある。

と言えます。

トリガーポイントってツボのことですか?

「はい」とも「いいえ」とも言えません。
数あるトリガーポイントの位置と沢山のツボの位置が7割がた一致していますが、完全に一致しているわけではないのです。よって「ツボに鍼を刺せば良い」というものではありません。

また、トリガーポイントは東洋医学による考え方というより現代西洋医学が下地と言えます。しかし両方の要素があり研究が進められています。

麻酔科、整形外科などで行われる治療に「ブロック注射」があります。このブロック注射の複数の方法のうちの1つに「トリガーポイントブロック注射」があります。医師の先生達は、トリガーポイントの部分に局所麻酔を注入します。鍼灸師の場合、トリガーポイントに鍼を打ちます。

トリガーポイント鍼が向いていないケースはありますか?

はい、ございます。以下の2つのいずれかに当てはまる場合です。どちらも重だるくなる可能性が高いです

  • 鍼の刺激に敏感な方。
  • 施術後の当日に用事があり、力仕事をしなければならない。

トリガーポイント鍼という施術方法は、施術中に重さ&鈍痛、施術後にだるさが出やすいです。そのため、好き嫌いが非常に分かれる方法であると言えます。そのような副次的な現象が現れる可能性が比較的高い事をご了承いただける方にとっては、非常に有効な施術方法です。

 

タイトルとURLをコピーしました