高温多湿の毎日、皆さん夏バテしていませんか?今回のブログは
「食欲が落ちてるし、頭が重いし、手足がだるい」
という体調になりやすい
湿阻中焦(しつそちゅうしょう)
についてのご案内です。
湿阻中焦(しつそちゅうしょう)の症状
以下の症状のうち複数が現れます。全て現れるわけではありません。
- みぞおちから上腹部にかけてつかえる感じがする
- みぞおちから上腹部にかけて張って痛い
- 食欲減退
- 水っぽい感じの便
- 未消化便
- たまにゲップ
- 頭が重い
- 手足がだるい
- 全身がだるい
- 尿量が少ない
- 吐き気があるものの実際に吐くことは無い
- 舌に白いコケがついている
- 口の中かネバネバする
こんな方が湿阻中焦(しつそちゅうしょう)になりやすい
- 湿度の高い環境にいることが多い
- 最近傘を持たずに外出して雨に濡れた
- 最近刺身など生ものが好きで食べすぎた
- 飲酒量が増えた
- 脂っぽいものが好き
- 甘いものが好き
- 冷たいものを食べる機会が増えた
いろはならこうする〜総合鍼灸50~60分
下痢の程度で使うツボが少し変わってきます。基本的には鍼も灸も両方必要です。うつぶせで背中、仰向けでお腹・手首・脚に鍼灸を使用していきます。
そして追加の鍼灸は個人差があります。例えば暑くなる前から元々胃腸が弱い方は、肩・背中のコリが悪化している場合があり、その場合は肩こりに対しての鍼も行います。夏場はPMS(月経前症候群)・生理痛が悪化しやすい、という場合は併せて対応可能です。
過去にも消化不良が多かったり、慢性胃炎・慢性腸炎と病院で診断されている場合は鍼灸担当スタッフ髙橋にお知らせくださいませ。使うツボを個別に選別していきます。
下痢が酷い場合は、鍼灸より先に胃腸科での診察をお勧めいたします
下痢が一番の症状の場合は、もしかしたら食中毒の可能性もございます。この場合、鍼灸による改善は無理です。ただちに胃腸科または内科で診察を受けられるのがお勧めです。
食中毒について知りたい場合、以下の農林水産省のサイトをご覧くださいませ。
セルフケア
- エアコンは除湿にして寝る
- 晴雨兼用の傘を携帯する
- 飲み物に氷を入れない
- 休肝日を設ける
- アイスクリームは控えめに、かつ食後に温かい飲み物を
- 食生活全般の見直し