耳鳴り2/5〜精神的なもの(肝火上炎)

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中医学で耳鳴りシリーズ全5回の2回目は、精神的ストレスによる耳鳴りをご紹介いたします。

今回は、突発的な怒り、鬱屈した感情によって耳鳴りが起きる、

肝火上炎(かんかじょうえん)

をご案内いたします。

肝火上炎(かんかじょうえん)による症状

耳鳴り以外に、以下の症状の中から複数が現れます。

  1. 頭痛
  2. めまい
  3. 目の充血
  4. 赤ら顔
  5. 口が乾く
  6. 口が苦い
  7. 喉が乾く
  8. 気持ちが落ち着かず眠れない
  9. 便秘気味
  10. 尿の色が濃い

耳の症状の特徴

  1. 音の聞こえ方が不安定
  2. 耳鳴りはキーン、ザー、ゴーのどれか

こんな時になりやすい

  1. かなり腹の立つことがあった
  2. 気持ちが鬱々としている
  3. 突然のトラブル発生

いろはならこうする〜総合鍼灸または総合はり50~60分

ストレス緩和の鍼灸をご提供いたします。放置しておくと他の症状も増えたり、聴力の低下が強くなる恐れがございます。早めの施術がお勧めです。

中医学でいうところの肝(かん)に関わるツボと、耳症状にかかわるツボには必ず鍼を使用します。うつぶせで首・肩・背中・脚、仰向けで耳周り・首・肩。腕・脚へ鍼を使用します。腕と脚の鍼が大変重要です。鍼を置いておく時間は、他の耳鳴りのタイプより長めになるかもしれません(個人差あり)。

お灸が必要かどうかはお身体の状態を見てみないとわかりません。ご予約時にお灸の有無を決める必要はございません。

不眠の度合いによっては不眠のツボを使用する場合がございます。

セルフケア

  1. 疲れているつもりがなくても休養を取る
  2. 休日だけでも昼寝20分※15時までには終了
  3. アロマテラピー
  4. お風呂にゆっくり浸かる
  5. マインドフルネス
  6. お酒飲み過ぎ注意
  7. 自然にふれる
  8. 何もしない時間をつくる
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