冬に眩しい理由

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特に車の運転をされる方へおすすめの記事です

最近眩しくて運転が怖いみなさん、そして眩しくて信号機の色がわからず恐怖体験をされた事があるみなさん、こんにちは。

今日は「なぜ冬になると日差しが眩しいか?&対策」について書いてみます。

眩しい理由

太陽の角度が低い

日本が夏のときは北半球に当たる太陽の光の量が多いため、上から暑く照りつけるような日差しを感じます。しかし冬は光の量は少なくても、低い角度から(正面に近い角度から)当たることで目に刺さるような眩しさを感じます。

空気が乾燥している

冬になると夏に比べて湿度がぐんと下がります。空気が乾燥することで日差しを遮る水分が減り、湿気の多い夏に比べて眩しさを感じやすくなります。

雪の反射

いろはがある千葉県にだと気にならないですが、降雪地域では冬に雪が積もることで反射された太陽光で眩しさを感じます。これらが原因で夏よりも冬の方が眩しく感じるのです。

対策

調光レンズ・偏光レンズ・ミラーレンズのいずれかのサングラス

眩しさ対策のサングラスなら、調光レンズ・偏光レンズ・ミラーレンズのいずれかがお勧めです。通販ではなく必ず実店舗にて試着されてから購入されることをお勧めいたします。

以下3種類のレンズはそれぞれ感じ方に個人差があります。ご了承くださいませ。

  1. 調光レンズは、紫外線(または可視光線)の量によって色が変化するレンズです。紫外線の少ない室内では色が薄くなり、紫外線の多い屋外では色が濃くなります。デメリットは、車のフロントガラス自体が紫外線をカットしてしまう為、車内でのレンズ変化が薄い事です。
  2. 偏光レンズは、レンズカラーの濃度を必要以上に上げることなく余分な光だけがカットされて、必要な可視光線はそのまま透過します。デメリットとしては、スマホやカーナビなどの液晶画面が見えにくくなってしまうことです。詳しくは偏光サングラス研究会さんのホームページが非常にわかりやすいです。
  3. ミラーレンズはレンズに当たる光を反射することでより効果的に目を保護します。デメリットは、ミラー加工をすることによってレンズ裏面(顔側)から入った光が反射しやすくなる事です。

スキーやスノボに行くときは雪目(ゆきめ)に注意

紫外線角膜炎の一種として、雪面など特に紫外線の反射が強い場所で起きる「雪目(ゆきめ)」が知られています。白目の充血・ 異物感・涙がみられ、ひどくなると強い眼の痛みを生じます。昼間に紫外線に目を晒した場合、 夜から深夜あるいは翌朝にかけて雪目が発症します。大抵の場合、24〜48時間で自然治癒します。

自然治癒とはいえ痛いのは嫌なのでスキー場使うゴーグルはもちろん、移動中に使う偏光レンズのサングラスも忘れないようにしましょう。

参考文献

紫外線 環境保健マニュアル2020(環境省)

 

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