梅雨時の睡眠障害

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関東が梅雨入りしました。実は湿度と睡眠には深い関わりがあります。

今回は適度な湿度を保って睡眠の質を上げましょう、というブログ投稿になります。色々調べたのですが一部ボンヤリした内容になっております。

湿度が高いと夜に深部体温が下がらなくなる

深部体温(脳・臓器など体の奥の温度)は朝が最も低く、夕方に向けて上昇し、夜になると再び下降するリズムを持っています。

夜中の深部体温低下が質の良い睡眠を促し、朝の体温上昇が自然な目覚めを助ける仕組みになっています。ところが、寝室の湿度が高いと

 

汗の蒸発が妨げられる

皮膚表面からの放熱が不十分

深部体温(脳・臓器など体の奥の温度)が下がりにくい

脳が「まだ眠る時間ではない」と判断

寝つきが悪くなる、または途中で目がさめる

 

という流れになってしまいます。

湿度が高いとレム睡眠とノンレム睡眠の両方が減ってしまって途中で目がさめる

高い湿度はノンレム睡眠とレム睡眠の両方を妨げ、途中で目が覚めてしまいます。そのため朝起きた時に疲れが取れていない、まだ起きたくない、という事になってしまいます。

そもそもノンレム睡眠とレム睡眠とは何か?

ノンレム睡眠の時に体にはこんなことが起きています

  1. 大脳はおやすみモードです。
  2. 血糖値も血圧も低下します。
  3. 成長ホルモン分泌の時間です。

などなど

レム睡眠の時に体にはこんなことが起きています

  1. 記憶の固定をしています。
  2. 脳のお掃除タイムです。
  3. 感情を司る脳の部分「扁桃体」が活発に活動します。

などなど

レム睡眠とノンレム睡眠の両方が減ってしまうと睡眠障害以外にもデメリットだらけ

睡眠障害とは別の問題も発生します。

ノンレム睡眠の時間が減ると成長ホルモン分泌低下・血糖調節障害・免疫機能低下が起きます。

レム睡眠の時間が減ると記憶固定化の障害・感情の乱れ・学習効率低下が起きます。特に受験生の皆さんには気になりますね。

最適な湿度は40~60%???

温度・湿度の組み合わせを検討した研究では、睡眠に最も良い環境として20℃、湿度55%が落とし所のようです。

なぜこんな「こんな感じ、かな…」くらいフワッとした見解かというと、湿度と睡眠障害についての論文を探しても被験者が少なすぎる実験ばかりだったからです。待っていればそのうち被験者が多い実験結果が出てくるのではないでしょうか。ということで、私は果報は寝て待つ事にしました。

湿度さえ気をつければ良いというわけではない

湿度より温度の影響の方が大きいという研究結果もあります。

温度・湿度・照度を比較した実験では、睡眠の質に最も影響する主要因は湿度や照度よりも温度であり、湿度の影響は相対的に小さいと結論づける論文もありました。

という事で「梅雨で眠れない」の原因が高い湿度だけと判断するのは単純化しすぎかもしれません。睡眠環境全体に気を配るのが望ましいでしょう。

寝具と除湿機の使い方を工夫しましょう

寝具はさまざまなメーカーから通気性の高いものや皮膚表面の温度を下げるものなどたくさん発売されていますので、そちらをご購入くださいませ。パジャマを夏物に変えるのもお勧めです。

エアコンをつけて寝るのはまだ寒い6月上旬の今、お勧めは除湿機の利用です。寝るときだけつけるのではなく、基本梅雨の時期はつけっぱなしがお勧めです。寝室に湿度計をぶら下げておき、それを見て除湿機を消すか、つけっぱなしにするか判断するのが現実的です。

参考文献

【英語】放射(輻射)式および対流式冷房システムが主観的および客観的睡眠の質に及ぼす影響:ランダム化クロスオーバー比較試験

 

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