お久しぶりの投稿、今回は
「イライラしやすいし眠れないし、眠っても夢は見るしで辛い」
という状態の
肝火上炎[かんかじょうえん]
についてのご紹介です。
以前耳鳴りについての投稿でも肝火上炎[かんかじょうえん]をご紹介いたしました。以下のリンクからご参照くださいませ。
肝火上炎[かんかじょうえん]で不眠がある場合のその他症状
- 夢を見る
- ビックリしやすい
- イライラする
- 怒りっぽくなった
- 胸の周辺がモヤモヤして落ち着かない
- 耳鳴り
- 頭痛
- めまい
- 目の充血
- 赤ら顔
- 口が乾く
- 口が苦い
- 喉が乾く
- 気持ちが落ち着かず眠れない
- 便秘気味
- 尿の色が濃い
肝火上炎[かんかじょうえん]は症状の出方が人それぞれ
肝火上炎[かんかじょうえん]の状態ですと、上に書いたような症状のどれか複数が起こります。また、どの症状が一番辛いかには個人差があります。
例えば、症状の現れ方には次のように個人差があります。
- 不眠はあるけど耳鳴りはない
- 耳鳴りはあるけど不眠はない、便秘が続いている
- たまに耳鳴りがあって、よく夢を見るけど眠れない事はない
- 最近は眠れるようにはなったけど今度は耳鳴りが起きるようになった
上記のように個々の症状の程度がバラバラでも、鍼灸で使うツボの7割程度は同じです。残りは個別に追加していく方法になります。
いろはならこうする〜総合鍼灸または総合はり50~60分
睡眠の質の改善はもちろん、ストレス緩和・胃腸症状改善の鍼灸をご提供いたします。放置しておくと他の症状も増えたり不眠の程度が悪化したりしますので、早めの施術がお勧めです。
中医学でいうところの肝[かん]に関わるツボと、不眠にかかわるツボには必ず鍼を使用します。
うつぶせで首・肩・背中・脚、仰向けで頭・首・肩・脚へ鍼を使用します。特に首・背中・脚の鍼が大変重要です。
お灸が必要かどうかはお身体の状態を見てみないとわかりません。ご予約時にお灸の有無を決める必要はございません。
耳鳴りがある場合は耳周りに鍼を追加いたします。料金は変わりません。
施術1回での改善では難しいので週1回、隔週で1回、月1回のいずれかで通われる事をお勧めいたします。この通院ペースはおおまかなものです。
育児・介護・お仕事等の都合に合わせて、または追加接種のスケジュールに合わせて今後の予定を立てられるのがお勧めです。次回予約はいつ頃が良いかは施術スタッフ髙橋からお知らせいたします。
肝火上炎[かんかじょうえん]で不眠になりやすい生活
- お酒大好き
- 喫煙
- 辛いものが好き
- 嫌な事があった
セルフケア
睡眠の質を上げるには、朝起きてから就寝直前までの生活習慣が大切になってきます。
- 疲れたという自覚がないうちに休養を取る
- 規則正しい生活を送る※特に夢を見る方はこれが大事
- 休日だけでも昼寝20分※15時までには終了
- アロマテラピー
- お風呂にゆっくり浸かる
- 就寝前2時間はスマホ・パソコン・テレビを見ない
- マインドフルネス
- 食生活の見直し